2021年7月29日
タイや他のアジア諸国で増加傾向にあるChemsex
Chemsex on the rise in Thailand and other Asian countries
Dr Stephane Wen-Wei Ku presenting to IAS 2021.
性を高める薬物使用、chemsexは、タイにおいて男性と性交渉を行う男性(MSM)やHIV感染者のトランスジェンダー女性の間で急増している。メタンフェタミンの注射使用を報告している人々の間では2009~2019年で16パーセントポイント増加していると、IAS 2021で発表された。Chemsexは、C型肝炎を含む他の性感染症の発症と強く関連していた。
バンコクで現在進行中の研究では、新たに急性HIV感染症と診断されたMSMとトランスジェンダー女性を募集した。2009~2019年に、合計604名の参加者が採用された。ベースライン時の年齢の中央値は26歳で、98%が男性と同定された。
この研究に、2017年以前もしくは以降に参加した参加者からのベースラインの回答を比較すると、最近採用された参加者は、メタンフェタミンを含むアンフェタミン型覚醒剤を使用していると回答する割合が高かった(33% 対 21%)。彼らはまた、メタンフェタミン注射使用の割合が高かった(20% 対 4%)。
定期調査のデータによると、快楽を得るための麻薬使用の参加者はC型肝炎または梅毒に感染している割合が約3倍で、淋病の割合は約8倍であった。メタンフェタミン注射使用と回答した参加者は、集団性交渉への参加の割合が28倍でC型肝炎の重複感染の割合は4倍以上であった。
台湾の台北市民病院のStephane Wen-Wei Ku医師はまた、台湾、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールおよび日本からのデータを示し、chemsexは最も頻繁に研究されてきた西洋諸国に限定されているわけではないことを示唆した。彼は、薬物使用とHIVおよび他の性感染症予防に関して、性的健康と薬物使用を統合したサービスの必要性とハームリダクション(危害の低減)の取り組みを採用することの重要性を強調した。
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